Category: 光熱費・通信費削減 (page 2 of 2)

照明のレイアウトを変えて節電

オフィス

光熱費の削減

企業にとって光熱費の節減は緊急の命題です。

特にここ最近では燃料費の増加や発電所の操業状況の不安定さもあって、月ごとに電気料金が値上げされている傾向があります。

わずかな節電でも積もり積もれば大きな節約ができるものと、企業によってはかなりこまめな照明のオン・オフを義務付けしていることもありますが、あまりにもかつかつにしすぎてしまうとむしろ作業効率を落とし、かえって光熱費がかかってしまうことにもなります。

光熱費はこまめにオン・オフをするだけではうまく節電につなげることはできません。

時には思い切ったレイアウトの変更などをして、社内全体的に効率のよい光源をつくりだしていくことが大切になります。

照明のレイアウトについて、日本のオフィスはかなり諸外国に比べて遅れているといいます。

日本の一般的なオフィスの場合、ほとんどが天井に並列にずらりと並んだ蛍光灯ですませていることが多く、消そうとすると部屋の一部分を暗くしたり、下手をすると部屋全体を真っ暗にしなくてはいけないということになります。

広い部屋の半分が真っ暗というオフィス内というのはどこか裏寂しいもので、みすぼらしいような印象さえ受けてしまいます。

海外オフィスからヒントを得る

一方海外のオフィス環境をみてみると、非常に間接照明が多いことに気が付きます。

天井から真下を照らすライトはどちらかというと控えめで数が少なく、そのかわり要所要所に小さめの灯りが多く取り付けられています。

電気器具がたくさんあるとその分電気料がかかるのでは?と思うかもれませんが、このような光源を多く振り分けるという方法はとても効果的な節電方法となっています。

室内全体を照らす灯りを弱めることでまず全体にかかる電気料が大きく減ります。

そこで手元の作業スペースのみに必要な灯りが届くようにすれば、席にいないときには電気は自然に消えますし、手元近くに灯りがあることで作業がはかどるという一石二鳥の効果があります。

全体を照らすような灯りの場合、机の位置によっては光がパソコンの画面に映り込んで見えにくくなったり、手元に十分な灯りが届かないといった不具合があります。

震災以降使用する電力を少しでも減らそうと蛍光灯を間引くといった方法も多くのオフィスでとられましたが、それではむしろ部屋全体が暗くなってしまい、従業員の視力低下の危険もあります。

日本風のオフィスにももちろんよいところはたくさんありますが、こと灯りの配置の方法については海外のものを積極的に取り入れることをおすすめします。

オフィス移転

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オフィスの移転傾向

オフィスの移転を一つの契機とすることもよい方法となります。
オフィス移転は業績が一段落して一定の利益が出た時や、今後の事業をより発展させていくために行うことが通常です。

ほとんどの企業の場合、まず立ち上げの時期には郊外の家賃の安いオフィスを借りて営業を開始しておき、ある程度軌道に乗ってきたところでより交通の弁のよい都心に近い場所に移動していくというケースがほとんどです。

ですが郊外の安い家賃のオフィスに比べて、同じ賃料でも繁華街でのオフィスはかなり広さの面でかぎられたものになってしまいます。

同じ広さの場所を借りようとするとかなり高い賃料となってしまい、それが経営を圧迫してしまうという場合には、思い切って業務方法をレイアウト面から見なおしてみることがおすすめです。

レイアウト面からの経費削減とは、スペースの無駄をなくすことにより、資料整理をしっかりとして無駄な検索の手間や光熱費を減らすということです。

人の習性

人は習性的にそこにあるスペース一杯に広がるような使い方をしてしまうというものです。
そのため以前まで使用していた広いオフィスでは、その広さに甘えてファイル整理をちょっと甘くしてしまっていたり、荷物を片付けずに放置していたりすることもあったはずです。

その点を見直し、余分な資料を早くペーパレスしてデータとして保管するようにしたり、整理整頓を日常業務の義務的事項として組み込めば、以前よりもスペースの広さで劣る場所であっても十分に営業活動を行うことができるでしょう。

また使用する部屋が少なくなるということは、それだけ光熱費や冷暖房費、セキュリティ関連費用を落とすことができるということでもあります。

すっきりきれいなオフィスを維持するということは、経費面でのロスを防ぐことができるとともに、中で働いている人のモチベーションアップや気持の引き締めを行うためにも役立ちます。

また、思い切ってあまり使用頻度のない部屋やモノは持たないようにするということも一つの選択となります。
都内の繁華街にゆくほど、オフィス関連の便利なツールがより使いやすくなるので、自社で所有するモノは必要最低限度におさえ、あとは必要に応じて外部のものをレンタルするという方法をとることができやすくなります。

会議室や応接室といった、普段は人の出入りが少ない部屋は都度レンタルするようにすることで、平均的なコスト削減に役立たせることができます。

オフィスでの省エネ方法のウソ・ホント

コピー機

イメージ節約の失敗例

オフィス内において、最も経費削減のために重要になるのが間接部門・管理部門での努力です。
ですが残念なことに今も多くの企業では経費削減を誤った「イメージ節約」で行なっていることも多く、努力の割に目に見える効果を得られていないというのが現状です。

イメージ節約の失敗例として代表的なのが、「コピー用紙は裏紙を使う」というものです。
裏紙とは一度使用したコピー用紙を再びコピー機内にセットすることです。

この裏面の背面の空白部分に新たな内容を印刷することが、さも「紙資源の節約=経費削減」に役立つものとして推奨された時期がありました。

しかし実際にその裏紙印刷をしていた企業では、紙送りをするローラー部分にインクが付着してうまく送れないようになったり、外し忘れたホチキスの針やクリップを巻き込んでしまったりしてコピー機の故障が頻発するようになってしまい、むしろ事務費用を押し上げてしまったという結果も数多く起こりました。

オフィス内において省エネなどの費用軽減対策をするのであれば、きちんとその効果によって経費が全体的に下るものかどうかを検証していく必要があります。

光熱費削減の失敗例

これもまたよくあるパターンとして、光熱費を削減するためにそれまで工場や作業スペースで使用していた電気のうちいくつかを最初からつけないようにするという方法がありました。

しかし人の作業効率は手元や作業場所での明るさがかなり大きな要因となるので、暗い室内での作業を強要した結果、作業に費やす時間や仕上がりを検査する時間が伸びてしまい、結果的に多くの電気料を支払うことになってしまったのでした。

経費削減において禁物なのは「短期的な利益のみを追い求めない」ことです。
その経費削減策がその後も長く続き、また利益を継続的に生み出すものでないなら、むしろ無用に従業員の士気を下げるだけなので行わない方がまだましです。

しかしながら、正しく省エネ活動を行う限りにおいては個々の従業員の行う対策が経費削減に役立つこともまた事実です。
確実に省エネによる光熱費削減効果を狙うなら、

・使用していない機器(パソコンなど)の電源は確実に落とす
・休日出勤や残業時には余計な機器の電力はつけない
・季節によって使用しない機器は、待機電力をなくすためコンセントを抜く
といった方法が有効です。

また一時的には費用がかかりますが蛍光灯を思い切ってLEDへと変更をすると、電力消費量が下がるとともに交換にかかる時間コストを削減できます。

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