オフィス

光熱費の削減

企業にとって光熱費の節減は緊急の命題です。

特にここ最近では燃料費の増加や発電所の操業状況の不安定さもあって、月ごとに電気料金が値上げされている傾向があります。

わずかな節電でも積もり積もれば大きな節約ができるものと、企業によってはかなりこまめな照明のオン・オフを義務付けしていることもありますが、あまりにもかつかつにしすぎてしまうとむしろ作業効率を落とし、かえって光熱費がかかってしまうことにもなります。

光熱費はこまめにオン・オフをするだけではうまく節電につなげることはできません。

時には思い切ったレイアウトの変更などをして、社内全体的に効率のよい光源をつくりだしていくことが大切になります。

照明のレイアウトについて、日本のオフィスはかなり諸外国に比べて遅れているといいます。

日本の一般的なオフィスの場合、ほとんどが天井に並列にずらりと並んだ蛍光灯ですませていることが多く、消そうとすると部屋の一部分を暗くしたり、下手をすると部屋全体を真っ暗にしなくてはいけないということになります。

広い部屋の半分が真っ暗というオフィス内というのはどこか裏寂しいもので、みすぼらしいような印象さえ受けてしまいます。

海外オフィスからヒントを得る

一方海外のオフィス環境をみてみると、非常に間接照明が多いことに気が付きます。

天井から真下を照らすライトはどちらかというと控えめで数が少なく、そのかわり要所要所に小さめの灯りが多く取り付けられています。

電気器具がたくさんあるとその分電気料がかかるのでは?と思うかもれませんが、このような光源を多く振り分けるという方法はとても効果的な節電方法となっています。

室内全体を照らす灯りを弱めることでまず全体にかかる電気料が大きく減ります。

そこで手元の作業スペースのみに必要な灯りが届くようにすれば、席にいないときには電気は自然に消えますし、手元近くに灯りがあることで作業がはかどるという一石二鳥の効果があります。

全体を照らすような灯りの場合、机の位置によっては光がパソコンの画面に映り込んで見えにくくなったり、手元に十分な灯りが届かないといった不具合があります。

震災以降使用する電力を少しでも減らそうと蛍光灯を間引くといった方法も多くのオフィスでとられましたが、それではむしろ部屋全体が暗くなってしまい、従業員の視力低下の危険もあります。

日本風のオフィスにももちろんよいところはたくさんありますが、こと灯りの配置の方法については海外のものを積極的に取り入れることをおすすめします。