コピー機

イメージ節約の失敗例

オフィス内において、最も経費削減のために重要になるのが間接部門・管理部門での努力です。
ですが残念なことに今も多くの企業では経費削減を誤った「イメージ節約」で行なっていることも多く、努力の割に目に見える効果を得られていないというのが現状です。

イメージ節約の失敗例として代表的なのが、「コピー用紙は裏紙を使う」というものです。
裏紙とは一度使用したコピー用紙を再びコピー機内にセットすることです。

この裏面の背面の空白部分に新たな内容を印刷することが、さも「紙資源の節約=経費削減」に役立つものとして推奨された時期がありました。

しかし実際にその裏紙印刷をしていた企業では、紙送りをするローラー部分にインクが付着してうまく送れないようになったり、外し忘れたホチキスの針やクリップを巻き込んでしまったりしてコピー機の故障が頻発するようになってしまい、むしろ事務費用を押し上げてしまったという結果も数多く起こりました。

オフィス内において省エネなどの費用軽減対策をするのであれば、きちんとその効果によって経費が全体的に下るものかどうかを検証していく必要があります。

光熱費削減の失敗例

これもまたよくあるパターンとして、光熱費を削減するためにそれまで工場や作業スペースで使用していた電気のうちいくつかを最初からつけないようにするという方法がありました。

しかし人の作業効率は手元や作業場所での明るさがかなり大きな要因となるので、暗い室内での作業を強要した結果、作業に費やす時間や仕上がりを検査する時間が伸びてしまい、結果的に多くの電気料を支払うことになってしまったのでした。

経費削減において禁物なのは「短期的な利益のみを追い求めない」ことです。
その経費削減策がその後も長く続き、また利益を継続的に生み出すものでないなら、むしろ無用に従業員の士気を下げるだけなので行わない方がまだましです。

しかしながら、正しく省エネ活動を行う限りにおいては個々の従業員の行う対策が経費削減に役立つこともまた事実です。
確実に省エネによる光熱費削減効果を狙うなら、

・使用していない機器(パソコンなど)の電源は確実に落とす
・休日出勤や残業時には余計な機器の電力はつけない
・季節によって使用しない機器は、待機電力をなくすためコンセントを抜く
といった方法が有効です。

また一時的には費用がかかりますが蛍光灯を思い切ってLEDへと変更をすると、電力消費量が下がるとともに交換にかかる時間コストを削減できます。